【当事者必見】ADHDの人はどうすれば仕事できるのか?【考察】
こんにちは!あきともです。
最近本当に寒い日が続いていますね。
みなさんも、インフルエンザにはお気をつけて!
突然ですが僕は、ADHD(注意欠陥多動性障害)という特性を持っています。
そんなADHDは「人類で最も就職するのが困難(!)」とまで言われています。
僕も、正直この言葉はとてもショックでした!(笑)
じゃあ、ADHDはどうしてそんなに就職が困難なのでしょうか?
そして、解決する手立てはあるのでしょうか?
今日は、そんなことを自分なりに考察をしてみました。
どうしてADHDはこんなに就職困難なのか?
まず、ADHDの特性には3つあると考えられています。
それは、
- 過活動
- 衝動性
- 不注意
の3つです。
過活動
まず、過活動という特性についてです。
過活動とは、
- 落ち着いて座っていることができない
- 絶え間なくずっとしゃべり続ける
- いきなりふっと立ち歩いてしまう
などの特性がみられます。
なので、
会議中にいきなり立ち歩いたり、司会が喋り終わる前に口を挟んだり…など
社会的にふさわしくない行動を取ってしまいがちになります。
本人に悪気はないのですが、
ADHDの就労を苦しめている一因にもなっています。
衝動性
次に、衝動性についてです。
衝動性には、次のような特性がみられます。
- いきなり怒り出す
- ささいなことで手を出してしまうことも
この衝動性という特性も
上司に対していきなり反抗的な態度をとってしまったり
同僚との人間関係もなかなかうまくいかずに、
孤立してしまうパターンもあるようです。
不注意
最後に不注意についてです。
不注意には
- 忘れ物が多い
- ものをよくなくす
- 片づけることができない
- 気が散りやすい、集中力が続かない
などの特性がみられます。
僕もこの「不注意」という特性に非常に苦しめられています。
過去の職場では
書類はなくすわ、印鑑持ってくるの忘れるわ、ペン持ってくるの忘れるわ…
税理士事務所勤務とは思えないほどの頼りなさっぷり(笑)
そして集中することができないので、ミスも頻発。
税理士のお仕事は1円のズレでも命とり。(どこの職場もそうだと思うのですが)
うつで休職する前には「やる気あるんか!」と強く叱責されたこともありました。
僕自身はやる気あるのにどうして…と1人で苦しんでいました。
そしてずっとずっと誰にも相談できずに苦しんだ結果、
ついに起き上がれなくなりなってしまい休職へ。
結局逃げるようにして職場をやめることになりました。
どうすればADHDは仕事できるの?
以上の3つがADHDの特性になります。
では、ADHDでもどうすればうまく仕事できてたのか、ということについて
反省の意をこめて書いていきたいと思います。
大きく分けてざっと3つあるかなー、と考えています。
- 職場(上司、先輩)へADHDののことを相談するべきだった
- やるべきことはGoogleカレンダーに書いておくべきだった
- 自分自身もっと気楽に仕事すべきだった
もちろん他にもいーっぱいあるのですが、
まずはこの3点。
まず1つ目の
- 職場(上司、先輩)へADHDののことを相談するべきだった
について。
僕は、自分の特性を誰にも言わずに前の職場に勤務しておりました。
(いわゆるクローズド就労ですね)
しかし、それが仇となってミス頻発。
僕自身、耳で聞いて覚えておくというのが非常に苦手なのですが
上司や先輩は基本的に口頭指示でした。
時間がなく忙しい職場だったので、当たり前だと思うのですが…
僕は、この口頭指示を受けるのが大の苦手でした。
そして不注意の特性が爆発。
どれだけ職場に迷惑かけたのか覚えていません。
後で気づいたのですが、
僕は紙に文字で書いたことをそのまま再現するのは非常に得意だったのです。
(超超超視覚優位です)
ですから、この特性を職場に遠慮なく伝えるのがよかったのかもしれません。
次の職場ではきちんと言います。
次に2つ目の
- やるべきことはGoogleカレンダーに書いておくべきだった
なのですが、これは前の職場で実践してみてかなり役立ちました!
よって継続継続してみようと思います。
これはかなりおすすめ!の方法かな、と思います。
他にもEvernote使ってみたり、スケジュール機能をフルに使うのが
良いのかもしれません。
最後に3つ目の
- 自分自身もっと気楽に仕事すべきだった
についてです。
これはやめてみて非常に痛感しました。
今いろんな本を読んで、自問自答する場面が非常に多くなったのですが
もう少し、自分自身を助けることができたよな、と反省してます。
僕の性格があまりにも完璧主義だったので
抜くところは抜いて、きっちりするところはきっちりと。
というオンオフが使い分けられなかった。
今後は、そういう力の入れどころを見極めていきたいと思います。
最後に。
いかがでしたでしょうか。
半分は僕への戒めになっちゃいましたが(笑)
こんな感じでADHDの就労というのは、とてもエネルギーのいることです。
もし、部下にADHDの方がいる、もしくは疑いの方がいるのでしたら
そっと手を差し伸べてくださると本当に助かります。
そして、ADHD当事者の皆様は
これを見て何かいい仕事のやり方などを吸収していただければ幸いです。
というわけで今日は以上です!
乱文ですが、読んでくださりありがとうございました!!